女性建築技術者の会



 『 よくばり協奏曲 』

 目次

 はしがき





目次
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第一章 たとえ歩みは遅くても

 
―「会」、一〇年を経て思うこと―
  対立から共存へ
   女と男の新しい関係を求めて
  今、思うこと
   女性として、技術者として
  「私達」から「私」たちへ
  組織からネットワークヘ
  女性建築技術者の合の組織論的見方

第二章 私たちの歩み

 ―「会」、一〇年の活動記録―
  準備期間「会」発足まで(1971〜1976)
  第T期 お茶くみ論争から全国シンポジウムまでとその結果(1977〜1979)
  第U期 働き続けるだけでよいのだろうか 会の転換期(1980〜1982)
  第V期 私たちのやり方で新しい生き方を見いだそう(1983〜1985)
  <活動記録>(1976から1985)

第三章 それぞれの歩み―私の一〇年―

  
図でみる会員の一〇年
  個人史 私の一〇年

発刊によせて
  大阪女性建築技術者の会
  愛知女性建築技術者の合
  本多昭一/山本厚生/西岡文彦/小林岩雄/
  西山舛三/吉田あこ/田中恒子/高橋偉之/
  萩原正道/三浦史郎/渡辺政利

「定木」傑作集
  ―女性建築技術者の会ニュース「定木」1号〜90号より抜粋

資料編
おわりに

はしがき
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 「生き生きと働き続けるために……」という呼びかけではじまった女性建築技術者の会が、歩きはじめてから一〇年がたちました。
 この会の会員は、特別な才能や能力や条件に恵まれた特殊な人々ではなく、ごく普通の建築関係の仕事忙たづさわる女性の技術者の集まりといえます。
 はじめは、男性並みに仕事がしたいと望んでいた人達が、仕事のはなしだけでなく、生活とのかかわりの中でぶつかる様々な問題と取りくんできました。
 技術者であると同時に生活者であるという立場が、健全な問題意識の発展につながり、我々の成長を助けたと思われます。
 思えば、牛の歩みにも似てそのテンポはゆるやかではありましたが、今回、この10年の歩みをまとめる作業は、私たちの歩みが確実に前進していることを確認する作業であったように思います。この過程で確かめられたことは新たなる10年のスタートにあたって私達を力づけるものとなりました。
 この10年誌が次の代の女性建築技術者の会の会員のみならず、これから技術者になろとしている若い人達にも確信を与え発展的に活用してもらえたらたいへん幸せなことです。